「四ツ葉さがしの旅人」
作詞∶尾崎雄貴
作曲∶尾崎雄貴
歌∶Galileo Galilei
雨降り バスに飛び込む僕ら
今日で少しだけ自由になれる
そっと繋いでない方の手で
君の青い傘に触れた
バスはのろのろと街を後にした
指先からは頼りない体温
四ツ葉さがしの旅人
小さな安い部屋と少しのお金と
希望を見つけられますように
行き先ナシの白い切符
窓から風に飛ばす
雨上がり バスから降りた僕ら
遠くなるクラクション背中を押した
出発前夜に眠れなくて
語り合った話の続きをしよう
人の海の中 手を離したら
僕らはきっと暗闇の中だ
四ツ葉さがしの旅人
小さな理由ひとつ 君と抱きしめた
どうやって守ればいいんだろう
ぼやけた決意は今
霧みたいに僕らを迷わせる
繋いだ手の重みを感じ始めた
息づかいが不安を伝える
足りないのに一杯な胸の中が痛む
道を見失った僕の目に見えるのはなんだろう
なんだろう?
バスは遠く後ろ やめるのかと問う
首を横に振って 僕らは戻らない
四ツ葉さがしの旅人
ありがとう 青い傘はここに置いていくよ
確かな事を探して
四ツ葉の芽吹く季節
僕らは旅をしていく