病院童 - 中島みゆき
痛い苦しい時にゆく もしくは運ばれる
疼痛难受时会去 或者是躺着被送进去
ゆかずに済めば関(かかわ)りたくない それが病院
能不去就解决就绝不想与之有关联 这就是医院
「きっと元どおりにしてね」「きっと昔に戻してね」
一定会康复的 一定会和原来一样健康
言うほうも言われるほうも なかなかせつない
不管是病人还是医生 总觉得有那么点难过
病院は戦場だ 病院は外国だ
医院就像是战场 医院就像另一个国度
まさか過ぎる人生が 行ったり来たりする
就像是我们经历的人生一样 人来人往
叶(かな)うものなら 密(ひそ)やかに病院の片隅で
如果可以的话 想要星期天悄悄一人
日曜日も寄り添ってる 童(わらし)になりたいわ
依偎在医院的一角 做一个座敷童子
きっと治って帰ってね きっと笑って帰ってね
一定可以治好病回家的 一定能笑着回家的
ここで出会ったことなんか忘れてしまってね
要忘记 在这里的事情哦
病院は戦場だ 病院は外国だ
医院就像是战场 医院就像另一个国度
急ぎ過ぎる人生が 行ったり来たりする
就像是我们的匆匆人生一样 人来人往
病院で産まれて 病院で育った
在医院出生 在医院长大
この頃は 消毒のあの匂いが やや物足りない
那时候 对消毒水的味道 总有一丝丝的讨厌
病院は戦場だ 病院は外国だ
医院就像是战场 医院就像另一个国度
普通の表通りから さほど遠くない
它离我们的生活并非那么遥远
所詮１人であることを ここでは知らされる
反正孤身一人生活的事 在这里总会被知道的
元気ならば越えられる孤独が 身に刺さる
以为只要保持健康就能战胜的孤独却不断地伤害着我
「何んだおまえまだ居たのか」
如果有人开玩笑地说
と笑ってもらえたらうれしい
你怎么还活着 就会很高兴
１人ぽっちで泣く人の居るのは悲しい
孤单一人默默哭泣的人 让人感觉很悲哀
病院は戦場だ 病院は外国だ
医院就像是战场 医院就像另一个国度
心細い人生が 行ったり来たりする
就像心里没底的人生一样 人来人往
病院は戦場だ 病院は外国だ
医院就像是战场 医院就像另一个国度
病院童(びょういんわらし)になりたい 切実な願い
好想成为医院的常客 这是我殷切的愿望