掌 - 中島みゆき
なんと小さな この掌であろうか
这只手掌是多么纤小呵
わずかばかりの水でさえも こぼれて
就连一滴滴水 都会满溢而出
なんと冷たい この掌であろうか
这只手掌是多么冰冷呵
わずかばかりの砂でさえも こぼれて
就连一点点砂 都会泄漏而出
何んでも出来ると未来を夸っていたのは
胆敢夸口未来无所不能的
小さな掌の少年の顷だけだった
也只有小小手掌的年少轻狂时候
この掌で支える何かがあろうか
这双掌能支撑什么呢
ひれ伏す地面に両の掌をつく以外に
除了用双掌贴地 俯伏跪求之外
この掌で守れる何かがあろうか
这双掌能守护什么吗
打たれる我が身を両の掌でかぼう以外に
除了用双掌护蔽 遭人欧打的自身之外
他にはないのか 生まれたことの役目は
就没其他了吗 生而为人的使命
他にはないのか この掌の仕事は
就没其他了吗 这双指掌的任务
何んでも出来ると未来を夸っていたのは
胆敢夸口未来无所不能的
小さな掌の少年の顷だけだった
也只有小小手掌的年少轻狂时候
私のやつれた掌に
而我这枯瘦老朽的手掌
阳射しよまだ何か命ずるか
普照大地的阳光呀 还有什么要吩咐我完成的吗
私のやつれた掌に
而我这枯瘦老朽的手掌
阳射しよまだ何か命ずるか
普照大地的阳光呀 还有什么要吩咐我完成的吗