Hallucination-松下優也
作詞:森雪之丞作曲:Jin Nakamura
欺(あざも)くには 遅すぎて
囁(ささや)くには 愚かすぎて
その想いを月に映し 夜を渡る
人はみんな 絶望の
カゴの中で 暮らす小鳥
誰かが鍵壊さないと 飛べない
触れてすぐに 剥がす唇
これは妄想(ゆめ) いつもの妄想
波のように 抱き寄せられて
運命が崩れゆく音を聞く
何度も見た妄想(ゆめ)
でも今夜は….
白か黒か 決めるより
求めあって 失うより
哀しくても今の方が 不幸じゃない
輪廻という マヤカシを
信じるなら せめて次は
傷が痛む季節のない 異国(どこか)で
絡めながら 迷う指先
それは罪?それとも罠?
氷だった 胸の炎が
溶けだして燃えだして 瞳(め)を閉じる
何度も見た妄想(ゆめ)
でも今夜は….
妄想(ゆめ)じゃないことを
戻れないことを
二人知ってしまった
怖れていたもの
それはきっと
待ち焦がれた光が 造る影
触れてすぐに 剥がす唇
そしてまた そっと触れて
波のように 抱きしめあって
運命が崩れゆく音を聞く
絡めながら 迷う指先
それは罪?それとも罠?
氷だった 胸の炎が
溶けだして燃えだして 瞳(め)を閉じる
何度も見た妄想(ゆめ)
でも今夜は….