うす紫の羽を透かして
薔薇の花火ら零れる寝顔
満ち足りね想いは愛ゆえと
深く深く深く夢に濡れて
抱いて抱いて抱いて感じあうままに
狂喜た乱れ舞う
この一瞬はもう 永遠に
薄紅さして発をとかして
甘い調べが誘う夕べ
隔たりた二人は結ばれて
蒼く蒼く蒼く海に沈んだ
遠い遠い遠い記憶のかけら
今も昔もなく
生きていて証は ただひとつ
螺旋の渦にからめとられて
導かれるように落ちてゆく
深く深く深く夢に濡れて
抱いて抱いて抱いて感じあうままだ
今も昔もなく
生きていて証は ただひとつ
生きていて証は ただひとつ